海や山などのレジャーシーンでは、日焼けダメージによって肌がぴりぴりしたり赤らんだりすることがあります。
これを「サンバーン」と呼んでいるのですが、この日焼けダメージは肌が火傷をしているのと同じ症状であるためアフターケアには特に注意が必要です。
ここでは、サンバーンを起こした際の対処法について紹介します。
- まずは冷水で冷やしたタオルなどを用意して、肌のほてりを沈める。
- 日焼けでヒリヒリする場合はワセリンなどの軟膏を塗る
- ほてりがない場合は保湿成分をメインに配合した化粧品でケアを行う
- ほてりが我慢できないとき、水ぶくれ、吐き気、頭痛などが見られた場合は、すみやかに医師の診察を受けるようにする。
日焼けダメージを回復させるポイント
日焼けダメージによって肌がぴりぴりしたり火照ることをサンバーンといいますが、その一方で肌色が黒くくすんでしまうことをサンタンと呼びます。
サンバーン、そしてサンタンともに特別なことをしなくてもターンオーバーによって症状が自然に回復することがほとんどです。
しかし、日焼けダメージによって皮膚ガンになる可能性もゼロではないので、適切な対処法で肌をいたわりましょう。
ここでは、日焼けダメージを回復させるポイントについて紹介します。
食べ物で日焼けダメージを回復させる
日焼けダメージによるメラニンの生成をブロックするためには、ビタミンCを多く含む果物や野菜、サプリを積極的に摂ると良いでしょう。
例えば、レモンやオレンジのような柑橘類や、トマト、パプリカ、アセロラなどがおすすめです。
トマトやパプリカのような緑黄色野菜には抗酸化作用も期待できるので一石二鳥。
ただし、キュウリなど一部の野菜・果物にはソラレンという光毒性を持ったものもあり、紫外線の吸収が良くなって逆効果になることもあるので注意してください。
日焼けした直後は美白ケアをお休みする
サンタンの場合はそこまで気にすることではありませんが、サンバーンを起こした直後の肌はバリア機能が低下しているので、美白化粧品を使ってもピリピリした刺激を感じる可能性も考えられます。
サンバーンを起こして肌が明らかにヒリヒリしている状態なら、美白化粧品の使用を控えるのがベスト。
白色ワセリンなどの保湿剤をスキンケアの代わりに使用して、バリア機能の回復を手助けしましょう。
まとめ
日焼けダメージといえば、肌が黒くなったりシミやソバカスを引き起こすイメージがあるかもしれません。
しかし、日焼けダメージはシワやたるみ、くすみのように肌が老化する原因につながるので、日頃から基礎化粧品で日焼け対策を行いましょう。