コラム

リフトアップ美顔器に期待できる効果とは?

年齢を重ねてくると、顔についた肉がたるみ、締まりがなくなってきますよね。

「何とかしてフェイスラインをもう少し上げたい」

「でもリフトアップなんて、もうこの年じゃ無理だよね…」

と思い、鏡の前で頬を引っ張りながら、ため息をつく方も多いのではないでしょうか。

でも、たるみを解消するためには、今からでも決して遅くはありませんよ。

そう言える理由は、フェイスラインのたるみを完全にリフトアップするのは難しいのですが、きゅっと引き締めながら、少しでも頬の肉がたるむのを予防することが出来るからです。

やるのとやらないのとでは、今はもちろん、将来のフェイスラインに違いが出ます。

「でも、どうやってたるみを予防して、リフトアップしたらいいの?」

と思われるかもしれませんが、意外に簡単で、リフトアップ専用の美顔器を用いればいいのです。

美顔器というと、「高い」というイメージがあるかもしれませんが、今は性能が良く、それでいて手に取りやすいお値段のものがたくさんあります。

リフトアップ美顔器に期待できる効果とは?


リフトアップ美顔器は、超音波や直接ローラーで顔の筋肉、表情筋に刺激を与えることでたるんでいる表情筋を引き締めて、顔のリフトアップをしてくれる機械のことです。

このリフトアップ美顔器は、リフトアップをしてくれるだけではなくて、様々な効果も期待できます。

具体的にどのような効果か、順番に見ていきましょう。

たるみ防止、予防

顔の皮膚は、表情筋が支えています。

年齢と共にこの表情筋が衰えてしまい、リンパの流れや血行も悪くなってむくみが生じ、表情筋が支えきれなくなったために、フェイスラインの崩れも起こるのです。

このフェイスラインの崩れやむくみをスッキリと解消させるのが、リフトアップ美顔器の重要な役割のひとつなんです。

また、超音波などで深部の筋肉に働きかけることによって、これ以上表情筋が衰えないようにする予防効果、つまりリフトアップの効果もあるのですね。

からだのめぐりが良くなり、デトックスされる

ローラーや超音波などの美顔器を使うと、筋肉運動が起こり、リンパの流れが良くなって血行のめぐりもよくなります。

リンパの流れが良くなると、リンパに乗った老廃物が外に排出されやすくなるので、デトックス効果があるのです。

角質の汚れの除去

超音波美顔器を使用する場合、美顔器のブローブ部分に水を垂らすと、踊るように水が弾ける現象が起こります。

これをキャビテーション効果というのですが、このように水が振動する時、気泡が出来て弾けるを繰り返しています。

この繰り返しが肌に残ったメイク汚れを除去する働きがあり、角質や毛穴がキレイになるのです。

シワの防止

表情筋を鍛える時、表情を大きく動かしてエクササイズを行うことがありますよね。

間違った方法ではないのですが、このように大きく動かすことを続けていると表情の折りたたみ癖がでてしまい、シワの原因になってしまうことがあります。

美顔器であれば表情を動かさずに表情筋を鍛えることが出来ますので、しわが出来るかも…という心配は不要です。

しわを気にせず、安心して表情筋を鍛えられるというところも、美顔器の効果の一つといえますね。

化粧水などが浸透しやすくなる

超音波やローラーなどで毛穴の角質汚れが取れると、その分肌に化粧水や美容液に含まれる美容成分が浸透しやすくなります。

また、温熱効果で血流が良くなることでも浸透しやすくなります。

これは、お風呂に入ると血行が良くなり、角質が柔らかくなって浸透しやすくなるのと同じことです。

そのため、スキンケア効果も通常より得られやすくなると言えますね。

リラックス効果

リフトアップ美顔器は、適度に顔の筋力をほぐし、温めることが出来ます。

それは、お風呂に浸かっているのと同じですので、お風呂に入っていなくても、美顔器を当てるだけで似たようなリラックス効果を生むことが出来ます。

少し疲れているなと感じるときにも、美顔器は活躍しそうですね。

リフトアップできる美顔器の種類


リフトアップ美顔器は、リラックス効果やシワの予防効果なども期待できますが、リフトアップできる美顔器にはいくつか種類があります。

それぞれメリットやデメリットがあり、その目的も異なるので詳しく見ていきましょう。

超音波美顔器

超音波タイプの美顔器は、手では届きにくい皮膚の深部を振動させ、血行を良くする効果があります。

現在の美顔器の主流として多種多様の超音波美顔器が販売されており、人気があります。

超音波タイプのリフトアップ美顔器は、超音波の振動数でさらに分かれており、1MHZや10MHZなど様々な種類があります。

数字は1秒間にどのくらい振動するかを表したもので、数字が大きければ大きいほど、パッティングする速度が速くなるのです。

それぞれどの振動がどのような効果があるかというと、

1~2MHZ
あまり振動しない分、深部に与える影響が大きい。顔は皮膚が薄く、強すぎる場合があるので避ける。
3~4MHZ
顔の深部に届ける周波数として適している。フェイスラインの引き締めや、むくみに効果が期待できる。
5~8MHZ
細かい振動で肌表面には期待できるが、表情筋を鍛えたい場合、深部まで届かせたい場合は向かない。
という形で、用途や部位によって使い分けをするのが一般的です。

特にフェイスラインを引き締めたい、リフトアップしたいという場合は、3~4MHZのものを使うのが適していると言えるでしょう。

フェイスローラー

フェイスローラーは、主に金属製のローラーを顔に当てて、転がすことにより表情筋の引き締めを行うことを目的にするものです。

マッサージの効果があり、血流を促し「めぐり」を良くする効果が高く、リンパの流れも安定させてくれるので、老廃物を排出しやすくなっています。

電源や充電等もいらないので手軽に使うことが出来、ゲルマニウムやプラチナ、チタンなどの金属製の素材で出来ていることが多いです。

それぞれの素材にも意味があり、例えば、

ゲルマニウム
32度以上になると通電し、酸素を伴ったマイナスイオンを発生させる。新陳代謝が乱れるのを整えてくれるので、敏感肌や乾燥肌でも使いやすい。
プラチナ
マイナスイオンが発生するので、毛穴の汚れを自然に浮かせる効果も期待でき、変色もしにくい。
など、メリットも異なります。

フェイスローラーをフェイスラインのリフトアップに用いる場合には、それぞれの素材も考慮して選ぶといいでしょう。

EMS

EMSとは低周波のことで、EMS美顔器は、低周波の電流を流し、筋肉に刺激を当てて表情筋の引き締めを狙うリフトアップ美顔器です。

超音波などは何も感じないことが多いのですが、EMSの場合はピリッとした刺激も感じ、低周波を当てているという実感があります。

メリットとしては表情筋に働きかける力が他よりも強く、深部まで届くことがあります。継続して続ければ、フェイスラインのたるみの予防になっていると実感しやすいと言えます。

デメリットは、刺激を感じるために敏感な肌の方には合わない場合があるということです。

筋肉が原因のたるみ、しわなどには効果的で、リフトアップという意味では適しています。

マイクロカレント

マイクロカレントは「微弱電流」という意味です。

もともと人間の身体には弱い電流が流れていて、人間の細胞再生の電流と、マイクロカレントの電流が似ていることから、エステや病院でも使われている美顔器です。

深部まで働きかけ、コラーゲンやエラスチンの構成力がアップするためにふっくらとしたハリを感じる効果が期待でき、深いしわやほうれい線などにもアプローチしてくれる特徴があります。