健康食品

乾燥肌を改善するサプリの成分

毎日の食事は、美しい肌と密接な関係があります。

なぜなら、肌を含む体内の臓器は食べ物による栄養から作られているからです。

しかし、栄養素をたくさん摂ればすぐに乾燥肌が改善できるというわけではありません。

食事から得た栄養は、体が必要としている臓器に優先的に行き渡り、それらが十分に行き渡って初めて肌に届けられるため、乾燥肌を予防・改善するためには〝いかに栄養素を効率良く補うか〟が重要なポイントとなります。

そこで活躍するのが、栄養素をギュッと配合した乾燥肌対策サプリの存在です。

乾燥肌対策のサプリなら、普段の食事で補うことが難しい栄養を効率良く摂ることができるほか、分子の大きい成分を極小化して体内に吸収しやすくするなど製造にもこだわっているので、乾燥肌の予防・改善にぴったり。

まずは、乾燥肌の予防・解消に働きかける成分について詳しく紹介していきます。

プラセンタ

プラセンタとは、胎盤から抽出されたエキス成分のことです。

プラセンタにはヒト・馬・豚由来のものがあり、サプリに多く含まれているのが馬由来・豚由来のサプリになります。

プラセンタには肌のターンオーバーをサポートする働きがあり、内側からみずみずしく若々しい肌を引き出す効果が期待できます。

肌のターンオーバーとは一定の周期で表皮が生まれ変わることを言うのですが、肌乾燥している人は角質層の水分が十分に満たされていないまま未熟な角質細胞がどんどん作られてしまうため、ターンオーバーのサイクルが乱れて肌表面のカサつき、くすみ、ごわつきといった状態を引き起こします。

プラセンタの成長因子によってターンオーバーのサイクルを一定に保つことができれば、水分を保つ角質細胞が正常に作られるので乾燥肌の予防にぴったり。

このほかにも、プラセンタにはアトピー性皮膚炎の症状が緩和される臨床例も報告されているので、乾燥性敏感肌の人はサプリで積極的に補うべき成分といえます。

セラミド

セラミドは、肌表皮の角質層内で細胞と細胞の隙間を埋めて肌のうるおいをキープする細胞間脂質(脂肪成分)です。

セラミドには、体外の水分蒸発を防いだり紫外線や細菌などの外的ダメージが侵入しないようブロックする働き(=肌のバリア機能)があるので、肌の保湿力を高めながら乾燥や細菌、紫外線ダメージから肌を守ります。

しかし、加齢や食生活の影響で皮脂やセラミドが失われてしまうこともあるため、乾燥肌で刺激を感じる人はセラミドを積極的に補うことが大切なのです。

また、アトピー性皮膚炎の場合はセラミドが欠乏しているため、サプリでセラミドを補うことで症状の緩和が期待できます。

乾燥肌対策サプリに配合されているセラミドは植物由来のものになりますが、なかでもセラミドの含有量が多いのはこんにゃく芋です。

セラミドを配合したサプリを選ぶなら、どの原料から抽出したセラミドなのか確認してみましょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンと同じ真皮の保水成分として存在する成分です。

1gに6リットルもの保水力を持ち、コラーゲンやエラスチン同士の隙間を埋めて肌のみずみずしさをキープしているのですが、加齢や紫外線の影響で失われやすい性質を持っています。

化粧水や美容液にもヒアルロン酸を配合したアイテムがたくさんありますが、ヒアルロン酸自体は分子がとても大きいため肌に浸透しにくいデメリットも。

スキンケアで浸透しにくいヒアルロン酸は、サプリを使って内側から補うことがポイントになります。

なかでも、化粧品や医薬部外品などの原料として使用される「ヒアルロン酸Na」は、分子の大きいヒアルロン酸を低分子化していることで体内の吸収率が高く、サプリにおいては「機能性表示食品」として配合されています。

ヒアルロン酸を配合した乾燥肌対策のサプリを選ぶ際は、機能性表示食品であることを確認するのも一つのポイントです。

アミノ酸

角質層のうるおいをキープしているNMF、その半分はアミノ酸でできています。

アミノ酸は肌の保湿性を高めるだけではなく、肌のハリに欠かせないコラーゲンや内臓のもとになるタンパク質を合成するので、乾燥肌対策としてはもちろん総合的な美肌作りに欠かせない栄養素です。

また、アミノ酸はセラミドや皮脂と同じく肌のバリア機能を正常化させるために欠かせない成分なので、外的刺激から肌を守る働きも持っています。

アミノ酸が不足した肌は、うるおいが失われて乾燥肌から敏感肌に移行しやすいため、日頃から意識的にサプリを摂ることが大切です。

また、ひとくちにアミノ酸と言ってもさまざまな種類があります。

ヒトのタンパク質を合成するアミノ酸は全部で20種類あるので、いずれもバランスよく摂取することが乾燥肌対策にとって望ましいでしょう。

ヒトのタンパク質を合成するアミノ酸

必須アミノ酸 BCAA(イソロイシン、ロイシン、バリン)、ヒスチジン、リジン(リシン)、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン(トレオニン)、トリプトファン
非必須アミノ酸 アスパラギン、アスパラギン酸、アラニン、アルギニン、システイン・シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン、チロシン

亜鉛

美肌作りにかかわるミネラルの中でも、亜鉛は肌のターンオーバーに深く関わっているミネラルです。

体内の亜鉛が不足してしまうと、乾燥肌や湿疹、皮膚炎などを起こしやすくなると言われているため、乾燥肌や敏感肌に伴う肌トラブルを予防するためには積極的に補うことがおすすめです。

亜鉛は身近な食品で手軽に補うこともできますが、アルコールや加工食品に含まれる添加物、また玄米や胚芽米のような未精製の穀物に含まれるフィチン酸を摂ってしまうと、亜鉛が大量に消費されやすい傾向があります。

乾燥肌や肌トラブルを予防するなら、亜鉛を配合した乾燥肌対策サプリを習慣的に摂りましょう。