コラム

ニキビの予防や解消に働く成分について

ニキビにアプローチする成分には、さまざまなタイプがあります。

しかし、ニキビのタイプに合わない成分を取り入れることで肌のコンディションに影響を及ぼす場合もあるので、成分の特徴を十分に理解してニキビ向けのスキンケアアイテムを選びましょう。

ここでは、ニキビの予防や解消に働く成分、そしてその成分がどのようにニキビにアプローチするのかを詳しく紹介していきます。

サリチル酸

サリチル酸は、角質を柔らかくしたり雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できるので、広がるようにできてしまうニキビ、思春期ニキビをケアしたい人にぴったりの成分です。

サリチル酸は、旧表示指定成分※に含まれている成分ですが、スキンケアアイテムに配合されているサリチル酸はごく少量であり、肌に対して刺激を感じにくいように処方されているので大きく問題視しなくても良いでしょう。

実際に、イボや魚の目を除去する目的で配合した医薬品もたくさんあります。

ただし、肌のコンディションが悪いときや、肌がピリピリしやすい人は使用を控えるようにしましょう。

※体質によってアレルギーなどの皮膚トラブルを起こす恐れがある102種類の成分のこと

ビタミンC

美白のスキンケアアイテムに多く含まれているビタミンCですが、実はニキビケアにもおすすめの成分です。

ビタミンCには皮脂をコントロールしたり毛穴を引き締める働きがあるので、毛穴詰まりを抑制してニキビのできにくい肌質をサポートします。

さらに、ビタミンCにはニキビの原因となる活性酸素を抑える働きも。

もちろん、メラニンの生成をブロックしてシミやソバカスを防ぐ働きも期待できるので、ニキビのケアはもちろん美白ケアにもぴったりです。

思春期ニキビはもちろん、大人ニキビのケアとしてもおすすめするビタミンCですが、もともと水溶性のビタミンなので働きが持続しにくいというデメリットも。

持続性を求めるなら、ビタミンC誘導体やAPPS(持続型ビタミンC誘導体)を配合したスキンケアアイテム、またそれらの成分を浸透しやすくした処方(カプセル化など)のスキンケアアイテムを選ぶと良いでしょう。

グリチルリチン酸

グリチルリチン酸は甘草の根っこから抽出される成分で、抗炎症作用があります。

スキンケアアイテムには「グリチルリチン酸ジカリウム」や「グリチルリチン酸2K」などの名称で配合されていますが、いずれも同じ成分です。

また、「グリチルレチン酸ステアリル」という成分もありますが、これはグリチルリチン酸をさらに酸で分解して得られた成分で、同じように抗炎症作用や肌荒れ防止の働きがあります。

グリチルリチン酸は医薬品の成分なので化粧品に対する配合規制がありますが、別の見方をすれば効果や効能が厚労省に認められていることを意味しているので、デリケートなニキビをケアしたいならぴったりの成分と言えるでしょう。

AHA(フルーツ酸)

ケミカルピーリング作用のあるAHAは、古い角質を取り除きやすくするのでニキビ予防に期待できる成分です。

古い角質を取り除くことで化粧水や美容液の成分が浸透しやすくなる効果も期待できますが、拭き取りタイプの化粧水やクレンジングは注意が必要です。

なぜなら、拭き取る行為が肌の健康な角質を傷つけてしまい肌荒れを起こす可能性があるからです。

肌のコンディションが悪い時は、無理に角質ケアや拭き取り化粧水によるケアを行わないようにしましょう。