コラム

おしりの黒ずみケアとは?

おしりは、常に下着で隠されていて直射日光を浴びることがないため、顔や腕などの皮膚に比べると皮膚が健康な場合が多い部位です。

おしりの皮膚は体の部位のなかでも厚いので、顔などの皮膚が薄い部分に比べてトラブルが起こりにくいのですが、それでも下着などの繊維による摩擦や長時間のデスク作業(座り仕事)などによる接触刺激によって色素沈着(黒ずみ)を起こすことがあります。

また、通気性の良くない下着や洋服の着用によるムレから、あせもや炎症、ニキビができ、そのあとが黒ずみとなって残る場合や、代謝低下による過角化しておしりの表面の皮膚が硬く分厚くなって黒ずみが起こるケースなどがあります。

ほかにもいろいろな原因が考えられますが、こうしたおしりの黒ずみをケアして、本来のプルンとした美しい肌色のおしり作りをサポートしてするのが、おしりの黒ずみケア。

それを助けてくれる心強い味方が、おしりの黒ずみケアアイテムなのです。

あなたのお尻、黒ずんでいませんか?

身体の背面は、自分ではなかなかチェックしづらいものです。

とくにおしりは体の下のほうにあり、全身鏡で後姿を見た時も、目線を落とさないとうっかり見逃しがち。

しかもおしりが黒ずみがちな個所は、おしりが一番高く盛り上がったトップから太ももにかけて。

しっかりチェックするには、腰を突き出すように体を屈めた姿勢を取るか、手でおしりのお肉を持ち上げるようにしないと鏡に写りません。

まずは、お風呂上りにヌードで全身鏡に後姿を映して、リアルなおしりの現状をしっかり把握することが大切です。

その後「おしりの黒ずみチェック」に挑戦。

もし黒ずみを感じたら、おしりの黒ずみの原因は以下のどれによるものかを考えていきましょう。

現実から目を反らすことなく、おしりの黒ずみチェックをスタートしましょう!

おしりの黒ずみチェック

以下のうち、当てはまる項目が3個以上あったら要注意!

あなたのお尻はすでに黒ずんでいるか、黒ずむ一歩手前かもしれません!

  • おしりの皮膚が硬く、ごわごわしている
  • おしりの表面にセルライトが浮き出している
  • 長時間のデスクワークをすることが多い
  • 下着を脱ぐと、下着の締め付けた跡が赤く残っている
  • おしりの皮膚が乾燥して白い粉が吹いたようになっている
  • おしりニキビに悩んでいる
  • 下着がムレておしりに汗をかくことが多い(あせもができたりかゆくなったりする)
  • 最近ホルモンバランスが崩れているせいか、化粧のりが良くない(体調がよくない・吹き出物があるなど)
  • よく考えてみると、お風呂であまりしっかりおしりを洗っていない
  • 体(おしり)を洗うとき、ナイロンタオルを使ってゴシゴシこすっている
  • お風呂上りに全身にボディクリームをつける習慣がない(ボディクリームを使っても、塗るのは乾燥しやすいひじやひざ、足など程度)
  • 夜、布団に入った時、おしりの皮膚がかゆくなることがある

おしりの黒ずみの原因は?

チェックテストで3つ以上思い当たる項目があった人はもちろん、それ以下の人も、ぜひとも知っておいてほしいのが、おしりの黒ずみの原因です。

ひとつだけではなく、様々な理由(複合する場合も)が考えられる「おしりの黒ずみ」。

意外な原因が、あなたのおしりの黒ずみを作っているのです。

皮膚の乾燥

皮膚に潤いがキープできずに乾燥している肌=トラブル肌と考えて間違いありません。

本来、皮膚表面は汗腺や皮脂腺から分泌される皮脂などによってほどよく潤い、これが外的刺激をガードしてくれています。

また皮膚の内側も正常であれば、必要十分な水分を保持して表皮をしっとりとさせるだけでなく、まだ表に出てきていない真皮層が健やかに成長するように機能するはずです。

おしりの皮膚が乾燥する(トラブル肌になる)と、肌は刺激から自身を守るために、ターンオーバーを促進して角質を厚くしようとします。

これによって「過角化」が起こり、厚くなった角質がごわごわしたり、黒ずみができているように見えるというわけです。

摩擦・刺激による色素沈着

肌は、摩擦や刺激を受けると、それを防御するために過角化すると同時に、メラニンを生成します。

目をこする癖がある人が、まぶたや目の周りが黒ずんでしまったりするのもこのためです。

おしりも同じで、下着などの摩擦のほか、デスクワークなどで椅子に座っているときの座面とおしりとの圧刺激などで皮膚が厚く硬くなり、色素の沈着が起こります。

おしりの頂点から少し下のところにある座骨のでっぱりあたりの皮膚が黒ずんでいるのを、俗に「座りダコ」(正座している場合にはこれがくるぶし付近の足の甲上部の骨の部分にもできます)などと呼びますが、パッと見るとヒップのたるみの下に隠れていて、鏡を見ても気が付かない場合も。

デスクワークの仕事に就いている人や、日中座り姿勢が多い人は、一度ヒップを手で持ち上げるようにして鏡に映してチェックしてみてください。

うっすらと座りダコができている人は少なくないはずです。

過角化

乾燥や刺激の項目でも説明しましたが、皮膚はトラブルを起こしたり乾燥したり、刺激を受けることによって、それを防御するために角質を増やそうとします。

角質は皮膚を形成する重要なパーツのひとつですが、これが肥大化しすぎてしまうと、皮膚のなめらかさやしなやかさが損なわれ、触るとガサガサした感じに。

また、厚くなった角質層は乾燥しやすく、トラブルも増大してしまいます。

厚みのある皮膚からは透明感が失われ、くすんで黒ずみができているように見えてしまうのです。

とくにお手入れしなくても、なんとなくプルプルしているようなイメージのおしりの皮膚ですが、20代を過ぎて乾燥しがちな年代になったら、おしりにもきちんとボディクリームなどをつけて、保湿してあげることが重要です。

かぶれ・炎症(ニキビなど)

肌に炎症が起きると、色素沈着が起こります。

おしりの場合は、下着や生理ナプキンなどのムレでかゆみがおこってそこをかきむしり、その傷に細菌が入ってしまうことや、化学アレルギーや繊維アレルギーによるかぶれのほか、おしりニキビの後が色素沈着して黒ずみになりやすいです。

夏場など、汗をかきやすい時期にサポート力の高いストッキングやガードルなどでヒップを引き締めていると、下着内の湿度はかなり高くなります。

あせもやニキビ、かゆみが起きやすくなりますから、おしりにかゆみや炎症があるときは、できるだけ締め付けない木綿やシルクなどの天然素材の下着を身に着け、おしり周辺を通気良く保つことが大切です。

また、下着のゴムやシリコン(滑り止めに使用される)によって、かゆみが出ることもあります。

おしりのどの部分がかゆくなったり赤くなったりするかをよく確かめ、かゆみの原因を排除することが大切。

さらにボディクリームや、体を洗う石鹸がアレルギーやかゆみを引き起こしている場合があるので、使用後にピリピリとした刺激やかゆみが強くならないかをチェックしてみるとよいでしょう。

とくに注意したいのは、ムダ毛処理でできる小さな傷に細菌が入ってしまうケース。

最近、背中やおしりの体毛を気にしてシェービングする人も多いのですが、背面はよく見えず、手荒く剃って肌を傷つけてしまうこともあるので、慎重に行いましょう。

ニキビや吹き出物ができたときは、皮膚科などを受診して、正しく原因をつきとめてしっかり手当をすることが大切です。

ホルモンバランスの乱れ

妊娠や生理周期などの影響で、ホルモンバランスが崩れると、黒ずみが発生する場合があります。

どちらもホルモン分泌が正常になれば、黒ずみは自然に消えていきますが、生理不順を自覚していたり、生理前に顔にもニキビができて悩んでいるような場合は、皮膚科や婦人科で相談して、ホルモン治療を受けることで、おしりの黒ずみも改善できる場合があります。

セルライトによる影

「おしりのほっぺが、ぼこぼこして黒ずみがある」と感じている場合は、セルライトがその原因かもしれません。

セルライトは皮下細胞の内外に脂肪を変性する物質やコラーゲン繊維などが沈着して硬くなり、皮膚の表面がデコボコしてしまっている状態のことです。

病気などの心配はありませんが、肌の滑らかさが失われ、デコボコのへこんだ部分には影ができて黒ずんで見えてしまうため、美容的にはうれしいものではありませんね。

とくに太もも上部からヒップ頂点にかけてできやすく、デコボコや黒ずみ、亀裂のような引きつれが水着を着た時にも目立ちます。

硬くなったセルライトは、強めのマッサージで揉みほぐして皮下脂肪に絡みつくように沈着している老廃物(脂肪変性物質・コラーゲン繊維)を流しだすことが重要です。

入浴したり、軽い運動で血行を良くした後、下から上へとセルライトを押したりひねってつぶすような感覚でマッサージするとよいでしょう。

洗浄不足

おしりの黒ずみの原因が「洗浄不足」と聞いて「え、毎日洗ってるけど?」と思ったあなたも、要注意です。

シャワー派の場合は、髪や顔、上半身は念入りに洗っても、頭を下げて洗う必要がある、おしりやふともも、ふくらはぎ、足先などは洗いがおざなりになりがちです。

とくに背面は、しっかり洗うのが難しい場所です。

おしりのなかでも、とくに太ももとおしりのさかいあたりの場所を、とくに意識して洗うようにすべきです。

しっかり浴槽に浸かって入浴している派のあなたも、再確認が必要です。

浴槽椅子に座って体を洗うと、上半身も足もしっかり洗うものの、おしり部分だけうっかり洗うのを忘れてしまったりしませんか?

腰を浮かせるか膝立ちの状態になって、手やスポンジでおしりのすみずみまで泡立てた石鹸でしっかり洗いましょう。

シャワー派同様、太ももからおしりの境目周辺は、片手でヒップを持ち上げるようにして洗うのがコツです。